熱海の旅館に泊まって、ただボードゲームをする【大人の遊び (2)】

2025-03-31

旅館でボードゲーム再び

昨年、 「旅館に泊まって、ボードゲームだけして過ごしませんか」 という甘美な誘いを受け、実際に行ってみたところ 普通に最高だった ので、味をしめた僕らはまたそれをやることにした。

前回の記事:

移動

前回は箱根だったので今回は 熱海 へ。

行きは新幹線でサクッと行く。新幹線乗るの久しぶり。
東京から熱海まで 45 分で着くので新幹線は速くてすごい。

雑談してたら一瞬で熱海に着いた。

商店街を通って、昼食をとる店を探す。

囲炉茶屋さんというお店でランチ。おさしみおいしい。

友人は写真映えするやつを頼んでた。

食後は、海のほうまで歩いて熱海の雰囲気を味わっておいた。ボードゲームが目的の旅とは言え、せっかくなので。

熱海っぽい景色

熱海っぽい景色

移動して、熱海駅から 2 駅ほど、伊豆多賀駅へ。

ザ・観光地という感じの熱海からちょっと離れて、のどかな雰囲気。

今回お世話になるのは 長濱苑 という宿だ。

部屋は広くて過ごしやすそう!
机も大きくて、ボードゲームをやるのに最適。(重要)

今回各メンバーが持ってきたボードゲームはこんなラインナップ:

さあ、さっそくゲームを楽しむぞ!

【あいうえバトル】

  • 1 個目にちょうどいいカジュアルさ。相手の隠されたお題を当てる文字当てゲーム
  • これは筆者が持参。見るからに自分が好きそうなやつだったので、この旅に合わせて買ってきた
  • わかりやすくて誰でも気軽に遊べる、それでいて戦略性や盛り上がりポイントもある、とても良いゲーム

  • 濁点や小文字は区別せずひらがなで書く、というのがこのゲームを絶妙な難易度にしている
  • 今回のお題は 「ゲームのタイトル」 で、友人たちは 「ひくみん(ピクミン)」「てんかめいとう(天下鳴動)」「あんたーている(アンダーテイル)」 などを書いていた
  • 僕の 「はたほん(パタポン)」 は終盤まで潜伏できて、勝つことができた
  • 全員のワードに 「ん」 の文字が含まれていることが興味深い

ここでいったん温泉

旅館ボドゲのアドバンテージ、それはゲームの合間に温泉に入れること。 長濱苑は貸し切り露天風呂が複数用意されていて、どこに入ろうかという楽しみもあった。

気の知れた友人たちと湯につかり、露天からの景色を眺め、
昨今の生成 AI の隆盛を目の当たりにして、
我々ソフトウェアエンジニアやゲーム開発者は今後自分の仕事とどう向き合うべきか…
といった ありふれた日常会話 をして過ごす、のどかな時間。

マジで最近の AI すごいよな…

マジで最近の AI すごいよな…

入浴後、 旅館でおなじみの謎空間(広縁と言います) でくつろぐ筆者。平和だ…

(なお温泉には夕、夜、翌日の朝と計 3 回入った。本当にありがとうございます)


そして温泉からの夕食。

宿泊メニュー的には「軽めの夕食」とのことだったが、普通にいっぱいご馳走が出てきて 「軽めとは?」 となった。 ごちそうさまです。

(※ この後色々出てきたけど食事と会話に夢中で、写真撮るのは忘れた)


さて、風呂と夕食も済ませたので、残された時間僕らは気を失うまでゲームをやっていい。

【ファイブタワーズ】

  • 何枚欲しいか、を宣言していくタイプの競りをするゲーム
  • 数字が大きい順になるようカードを積んでいくのだが、その制約によってジレンマや駆け引きが生まれる
  • シンプルなルールだが自分と相手の状況を見て 「何枚まで攻める…?」 と思案するのが悩ましくも面白い、よくできたゲームデザイン
  • 0 のカードを積むともうそこにはカードを置けなくなるが、そのタワーの得点が 2 倍になる、というルールがこのゲームをぐっと面白くしている
  • 自分は前半うまく動けず、 後半もすぐに塔が 0 で塞がれることになって 「どう考えても他のプレイヤーに追いつけないや、トホホ…」 といった諦めモードでプレイしていたのだが、得点計算してみたら なんか 1 点差で優勝してた
  • この、初見のゲームをやっていて 「俺勝ってたの!?」 みたいなことが起きるのもボードゲームの面白いところ

【アンロック!】

  • 「アンロック!」は、協力謎解きゲーをボードゲームで再現した作品のシリーズ
  • カードと専用のアプリを使ってプレイする。コンテンツ消費型のボードゲームで、一度しか遊べない贅沢なゲームだ
  • ※ 中身を映すとネタバレになるので、写真はパッケージと専用アプリの見た目だけ
  • 本来、親や主催者がいないと再現しにくい謎解きゲームを、カード主体のアナログゲームで表現しているのはお見事

  • 今回友人が持ってきてくれたものは「ミステリウム」や「パンデミック」など、他のボードゲームとコラボしている作品
  • 一番難易度の低い「チケット・トゥ・ライド」とのコラボシナリオをプレイした
  • が、 普通に難しくて制限時間内では全然クリアできなかった。 これが最低難易度……?
  • 「そんなのアリ?」というような、少々強引な謎もあったので、微妙にスッキリ度が低かったのが惜しいところ

【ナナ】

  • 場札と、その時の各メンバーの手札の最小 or 最大のカードを予測・記憶して、同じ数を 3 枚揃えるのを目指すゲーム
  • プレイしてみた印象は、 神経衰弱のめちゃくちゃセンスのいいアレンジ版、 みたいなゲームだった
  • 数字の札だけを使うゲームで、まだこんなアイディアがあったんだな、と感心させられるようなゲームデザイン
  • サクッと遊べるので重ゲーの合間など、ちょっとした息抜きにもおすすめ

【テラフォーミング・マーズ ダイスゲーム】

  • 前回遊んだゲームだが、みんな気に入っていたのでもう一度プレイ
  • もともと重量級なゲームのアレンジ版だが、それでも 1 プレイ 2 時間弱で、しっかりボードゲームやったな、という気持ちになれるサイズ感
  • ボドゲ好きが集まると、やっぱり 1 個はこういう重めのゲームがやりたくなる

  • 前回遊んでいたので進行もスムーズ。重めのゲームはインスト(ルール把握)にも時間がかかるので、2 回以上遊ぶとコスパがよいと思う
  • 自分は前回はあまりうまく回らずボロ負けだったのだが、今回は前回の反省を踏まえてプレイできたので、 最終結果も各メンバー僅差で並ぶような感じで良い勝負になった

寝て翌朝

深夜まで遊んで、寝て起きて、眠い目をこすりながら朝食をいただく。

普段の朝食(パンとコーヒーでサッと済ませる)を思うと、 朝からこんなにたくさんの品目をいただけるというのは奇跡にも思える。 ごちそうさまです。

【イロトカタチ】

チェックアウトまで少し時間があったので、最後にもう 1 ゲーム、カジュアルなやつを。

お題「傘」を表現

お題「傘」を表現

  • 「イロトカタチ」は自分も大好きなゲームで、色のついた札を配置したり、手で動かしたりして何を表現しているのかを当ててもらうゲーム
  • 老若男女問わず楽しめる素敵なゲームだが、我々は付属のお題カードではもう物足りなくなっているのもあり、 ちょっと特殊な遊び方 をした
  • 今流行りの ChatGPT に、このゲームのお題の高難易度版を生成してもらう のだ
  • 普通のお題は「お寿司」とか「たんぽぽ」とかなのだが、これをやると 「孤独」「運命」 といった 抽象的な概念 がお題として課せられた
  • 圧倒的に難しくなるのだが、プレイヤーが必死に表現するのを見て 「一体何を伝えようとしているんだ…!?」 と他のみんなで悩むのがなかなか面白かった
  • ↑ これは ChatGPT によるお題 「自由」 を表現しようと苦心する友人
  • カードを適当に動かしたり、弾いたり、突然ブリッジを作り始めたり、自由にやっていた。
  • 難しくて伝わらなかったが、答えを聞くと「あぁ〜」と笑いが起きるw
  • ↑ お題 「虚無」 もなかなかの高難易度お題
  • 友人は色んなアプローチを試していたが、最終的にはこの 虚無顔 っぽいやつで伝わった
  • ↑ 僕が表現したお題 「矛盾」
  • これはコンセプト的に比較的わかりやすい形が作れたので、すぐに伝わって嬉しかった

今回も楽しかった

ということで、今回のボードゲーム合宿的な旅行も実に楽しかった。

帰りは普通列車でまったり帰る。

季節的にも (3 月末にしてはちょっと冷え込んだタイミングで若干寒かったけど) 過ごしやすい気候でよかった。
また行きたいなぁ。

おしまい