2019 ゲームマーケットの戦利品
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2019 年春のゲームマーケットに行ってきた。 そこで僕が手に入れたボードゲームを記録しておこう。
2019 年のゲームマーケット
ゲームマーケット とはアナログゲームの物販イベントだ。 毎年東京ビッグサイトで開催されており、動員数は年々増加傾向にあるという。 開催場所は今年もビッグサイトと書いてあったので、僕は例年通り国際展示場駅へと足を運んだ。
ところがこれは巧妙な罠であった。記事トップの写真を見てもらえばわかると思うが、 明らかに人が少ない。 ははあ、どうやら今年はいつもと違う棟で開催しているのだな、 と察した賢明な僕は手に持っていたスマートフォンで公式サイトを確認する。
するとやはり、開催場所はいつもと異なる場所、青海展示棟 と書いてあった。
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思ったより遠い。
思ったより遠かった。まあ徒歩圏内… 徒歩圏内なのか?
現実の「東京ビッグサイト」という概念は、僕の考えるものよりいささかスケールが大きかったようだ。 ああ、そう言えば東京オリンピックでビッグサイトが使えなくなるとか言ってたっけ… などと今さら思い返しながら、僕は照りつける 5 月の太陽を仰いだ。
なお、この後遅れてやってきた僕の友人も同じ過ちを犯していた ので、 僕らは仲良く電車に乗って隣の駅へと移動した。
戦利品
さて、気を取り直して今回手に入れたボードゲームを一覧しよう。 当然ながらまだ未プレイなので、さらりと紹介だけ。
アニマル・マルミエヌ / G.a.m.e / センコウハナビシ
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福永紙工 さん制作のペーパーゲーム。 線香花火をテーマにしたバランスゲームなど、デザインセンスの高さと質感の良さに惚れて購入。 値段も手頃だったので、勢いで複数買ってしまった。
TOKYO JIDOHANBAIKI
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トーキョー・自動販売機。自販機のミニチュアを使って、複数のゲームが遊べるらしい。 コンポーネントの良さに一目で気に入って、細かいことは考えずに購入した。
作者は Jordan Draper さんという方で、TOKYO シリーズとして他にもいくつかの作品がある。 総じてどれもセンスが良く、デザインだけで欲しくなるものばかりだった。
リスのタルトやさん
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まあ可愛い。可愛いは正義。
リスや果物の木製トークンがなんとも愛らしいので手にとってしまった。子供ウケが良さそうだ。
僕はトークンの質感が良いとコロッといってしまうところがある。
星竜の冠
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デザイン・世界観に統一感を持つ作品を作っている Polygonotes さんのゲーム。 協力して竜と戦いつつも、仲間を出し抜いたりする要素があるらしい。
ブースの人と話していて、ちょっと興味を持ったので「特にゲーム性が凝っているものはどれですか?」と聞いたらこれを勧められた。 そのまま流れで買ってしまった。チョロいものである。
カードのデザインが色鮮やかで美しい。
Only You
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リトルフューチャー さんのクイズゲーム。 自分以外に一人だけが知っているものを挙げられればいい感じのゲームらしい。
ワードウルフや インサイダー・ゲーム のような会話ゲームが好きなので手にとってみた。
ソクラテスラ拡張版
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キメラティック偉人バトル というビビッドなコンセプトをゲーム化した ソクラテスラ。 お気に入りのゲームだったのだがその拡張版が売られていたので迷わず購入。 なんというか、「拡張版」というシステムと非常に相性のよいゲームだと思う。
ブースもスモークが焚かれていたり小物が凝っていて良かった。
少しずつ遊んでいこう
ボードゲームは一人ではできないし、一度に消化できる量も限られている。 僕も色々と新しいゲームを仕入れたが、僕のボドゲ仲間もまた、未知のゲームをたくさん手にしているだろう。 それらを全て遊び切るにはとても時間がかかる。だが、それが良いのだ。
集まって遊ぶ口実を欲しがる社会人の趣味としては、ボードゲームというのは具合がいいのである。 大人の遊びにしては、コスパも良いしな!
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トークン用途にこういうのも買ったけど、まあいくつになっても、こういうのは好きだ。
子供の頃に知っていた「キラキラしている」ものの感触を思い出させてくれる。