サイトに載せる情報の分類

2019-04-11

2018-09

情報の分類法

情報を分類したり、ソートしたりする時に LATCH という指針がある。

項目 意味 適用例
Location 位置 / 場所 / 部位 地図、見取り図
Alphabet アルファベット順 / あいうえお順 辞書、用語集、本棚
Time 時間 最新の投稿、ログ、年表、番組表
Category 種類 / カテゴリ 関連記事 / ゲームや音楽のジャンル分け
Hierarchy 階層、または「連続量」(continuum) 組織図、レイヤー、大小のソート

自分はこれに加えて、「人」の要素も重要だと考える:

  • 誰に向けた情報か(対象読者)
  • 誰が作った情報か(作者)



サイトの構造を決める

このサイトは自分のポートフォリオと個人的なメモを兼ねているため、 最初に「人に見せるためのコンテンツか」「自分のためのメモか」で大別する。

そこから先は普通にカテゴリでセクションを分け、セクション内の記事は階層化して整理する。 階層による整理は、多人数で作る Wiki 的な情報の場合はスケールしにくいが、 個人で管理するノート的な情報には機能するだろう。

人に見せるためのコンテンツ

項目 内容 例 / 備考
About サイト自体の説明 / 基本情報 サイトの概要、作者の情報
Works 完成した制作物 作ったゲームや曲。試作品はここには置かない
Lab. 試作品 / 実験作 / アイディア やってみた系のデモ、遊び、
完成に至る過程の成果物
Blog いわゆるブログ記事 自由枠だが、読者を想定しているかどうかで
ブログにするか個人メモにするかを決める。
また、投稿日時が意味を持つ記事もここに置く
Reviews 世の作品の評価 / 分析 自分が触れた作品のうち、印象に残った
ものの記録。および構造の分析
Articles 技術記事 / 小さな本 ただのメモではなく、自分の経験を元にして
知識から昇華した内容

自分のためのメモ

項目 内容 例 / 備考
Notes 勉強メモ 一般的な知識、客観的な事実、
世の中の事例や技術
Thoughts 思考の整理 / 得た知見 複数の知識からの抽象化、
経験から来る思考の文書化。
また、アイディアを貯めておく引き出し
Devlog 開発ログ / 設計ノート 体系化してまとめる前の調査ログ、
雑多な作業ログ、思考ログ
Bookmarks ブックマーク集 自分用の Web のインデックス